(2005/Jan) |
■出口に残る石積み。ここから見ると石積みは10段あり、上から4段とその下で積み方が異なります。上は明らかに後から積み足したものとわかりますが、下は古いブラフ積みです。道が少し下り勾配になっているので、ここは6段のブラフ積みに見えますが、反対側から見ると(右の写真)7段あるのがわかります。
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(2005/Jan) |
■石積みとトンネルとの継ぎ目をよく見ると、上下の石積みの傾斜角度が微妙に違っているのがわかります。下部は傾斜が少しゆるくなっています。実は、この下部7段は明治44年12月の横浜電気鉄道・本牧線開通当時の写真にも写っています。たぶん、当時のままだと思います。煉瓦造りのトンネル入口が覆い隠されてしまった現在、昔の面影を留めているのは、この石積みだけのようです。 |